魔法少女育成計画、どんな順番で読めばいいの?
突然ですが「魔法少女育成計画に興味があるけど、読む順番がわからない」という人のために、俺様がどういう順番で読めばいいのか教えてやるぜ!っていう記事を書きます。魔法少女育成計画という作品は、いろいろとそのへんがめんどくさいので、この記事が参考になったら嬉しいなと思います。 ちんたら長文読むのがめんどくさい人は、「まとめ」の項目だけ読むのを強く勧めます。
そもそも魔法少女育成計画って何?
まずはここから。魔法少女育成計画とは、宝島社「このライトノベルがすごい!文庫」より刊行中のライトノベルシリーズです。
2016年の10月からテレビアニメの放送も開始。声優の沼倉愛美さんがOPテーマを担当してソロデビューってことで、今ちょっとした話題になってる気がしなくもないです。ちなみに、このPVはスマホ縦画面で見るのをお勧めします。
刊行順は?
さて。この魔法少女育成計画シリーズですが、2016年7月24日現在、9殺冊がこのラノ文庫から刊行されています。刊行順序は以下の通り。
魔法少女育成計画 restart (前) (このライトノベルがすごい! 文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/11/09
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 109回
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魔法少女育成計画 restart (後) (このライトノベルがすごい! 文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2012/12/10
- メディア: 文庫
- 購入: 2人 クリック: 15回
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魔法少女育成計画 episodes (このライトノベルがすごい! 文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/04/10
- メディア: 文庫
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魔法少女育成計画 limited (前) (このライトノベルがすごい! 文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/11/09
- メディア: 文庫
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魔法少女育成計画 limited (後) (このライトノベルがすごい! 文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2013/12/09
- メディア: 文庫
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魔法少女育成計画 JOKERS (このライトノベルがすごい! 文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2014/08/09
- メディア: 文庫
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魔法少女育成計画 ACES (このライトノベルがすごい!文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2015/09/10
- メディア: 文庫
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魔法少女育成計画 episodesΦ(エピソーズ・ファイ) (このライトノベルがすごい! 文庫)
- 作者: 遠藤浅蜊,マルイノ
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2016/04/09
- メディア: 文庫
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とこんな感じで、ナンバリングがされてないから分かりにくいです。覚えるしかない。まあ本屋に行けばここに番号が振ってあるので見ればわかると思います。
(ちなみに、「え-1-2」からスタートになってるのは「え-1-1」は前作の「美少女を嫌いなこれだけの理由」に振られてるからです。)
ここでもうひとつ、めんどくさい存在があるのでご紹介。それがこれ「特別編集版魔法少女育成計画」。
これはなんなのかといいますと、魔法少女育成計画(無印)の新装版みたいなやつです。内容は、無印本編+Web公開中編+書き下ろし短編+イラストギャラリーとか4コマとかのおまけ、みたいな感じ。うーんめんどくさい。ちなみに刊行されたのはlimited(後)のあと、JOKERSの前。めんどくさい。
まとめます。刊行順は、
無印
restart(前)(後)
episodes
limited(前)(後)
特別編集版
JOKERS
ACES
episodesΦ
となります。
結局どういう順番で読めばいいの?
はい、教えます。教えますが、いくつか選択肢があります。僕が頑張って選択肢の数をなるべく減らしてやったので、その中から選んでくださいな。
①刊行順に読む
そのまんま。さっき紹介した刊行順に読む。最もシンプルかつ分かりやすい、ポピュラーな読み方ですね。ただし注意する点が二つ。まず一つ目は、
「episodesを読んだ後にWEB公開の中編を読む」
ということです。これはepisodes発売後にWEBで公開されたものですが、書籍として発売される前にlimitedが発売してしまったため、刊行順に読んでいるとここを落としてしまいます。なので僕はこの中編はこのタイミングで読むのを推奨しています。ちなみにこれは特別編集版に収録されていますので、「WEBで公開?ふ、ふざけるな!紙の本をめくる感覚が」主義の方なんかがいらっしゃいましたら、そちらの購入をオススメしておきます。何やかんやで中身豪華だし買って損はしないですよ。ていうか書き下ろし短編ありますしね。
とりあえず中編の公開先はこちら↓
注意点その二。
「limitedを読んだ後に短編『ゴーグルと亀』を読む」
これはWEBで公開されているほか、短編集であるepisodesΦにも収録されています。こちらも刊行順の問題があるのでこのタイミングで読むのが良いかと。
公開先はこちら↓
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『ゴーグルと亀』公開!
②世に出た順に読む
世に出た順。つまり最初から追っかけてるファンが辿った道筋をまんまなぞる読み方ですね。「刊行順に読む」とは違うので要注意。何が違うか。それはズバリ短編の存在です。「待って待って。短編ってのはepisodesに収録されてるんでしょ?短編集って書いてあったし。じゃあそっち読むからいいよ」と思っている貴方。まあ聞け。
魔法少女育成計画は、というかこのラノ文庫の作品は、WEBで短編を公開しています。これがまた厄介な存在で、順序的に「このタイミングで読んでおいて欲しい」ってタイミングがあるのにその時点では単行本未収録だったりするワケです。①で紹介したWEB中編とかですね。
なので、そういう芽を全部潰していく究極の方法、それがこの「世に出た順に読む」となるわけです。ネタバレとかは絶対あり得ないわけですね、素晴らしい。ただ、めんどくさい。めんどくさくてもいいって人だけ、この先を読んでください。
魔法少女育成計画の流れとして、「新刊発売→その巻の短編がWEBで公開→新刊発売→その巻の短編がWEBで公開→(何度か繰り返し)→かなり経ってからWEB公開分と書き下ろしを収録した短編集発売」というのがあります。
要するに、新刊が出るたびに何本か短編がWEBで出るんです。で、それが紙媒体で発売される前に次の巻が発売される。
じゃあとりあえずこれを踏まえて読む順番を書き出します。長いけど寝ないでね。
1.無印
2.短編×4本
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『ねむりんの冒険』公開!
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『ロボットと修道女』公開!
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『天使をプロデュース』公開!
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『ゾンビウェスタン』公開!
3.restart(前)(後)
4.短編×4本
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『マジカルデイジー第二十二話』公開!
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『チェルナー・クリスマス』公開!
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『ワンダードリーム』公開!
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『娘々@N市』公開!
5.episodes
6.WEB公開中編
7.limited(前)(後)
8.短編×4本
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『ゴーグルと亀』公開!
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『とっととミュージック』公開!
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『魔王を討伐したいから』公開!
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 特別短編『レインボーフレンドシップ』公開!
9.JOKERS
10.短編×2本(下のリンク先の「三角形の彼方」「Primula farinosa」)
『魔法少女育成計画』書き下ろし特別短編 | このマンガがすごい!WEB
11.ACES
12.短編×3本(下のリンク先の「アニメ化の条件」「三姉妹育成計画restart」「シャッフリンがおどってみた」)
『魔法少女育成計画』書き下ろし特別短編 | このマンガがすごい!WEB
13.episodesΦ
はい。多いわ。自分で書いててびっくりしました。しかも、ここで挙げたものに加えて単行本未収録短編というのがありまして。下のリンク先の一番下で紹介されてますね。なんともありがたいことに、初出の日付まで書いてあります。やっぱとらのあなって神だわ。
これに、特別編集版に収録されている書き下ろし短編が入ってようやくコンプリート。気が遠くなりますね。中には現時点では入手が困難なモノもあったりして……。いやぁ、追っかけてて良かったわ。
③あえて変わった順序で読んでみる
これはもうわざわざ紹介するようなもんでもない気がしますが、「restartから読んだけど面白かった!」「episodesから読んだ人の感想を見てみたい」などいろいろ意見があるようなので。よく聞くのは、「restartから」「episodesから」の2つだと思うので、このどちらかから読む、という選択肢も一応ありますよ~、という感じ。個人的にあまりオススメはしませんが、少し違った楽しみ方というのもアリなのかもしれません。
まとめ
※上記の短編および中編はWEBでも公開されています
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※上記の短編および中編はWEBでも公開されています
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ちなみに個人的なオススメは②。取りこぼしが無いからね!
以上!みんなまほいく読んでね!
おまけ
おまけ。まほいくには他にもやたらたくさんグッズやらなんやらがあります。ドラマCDとかファンブックとかカレンダーとかくじとかぬいぐるみとか……。うん、とても多い。ここに記すには余白が狭すぎる、ってやつです。なのでそちらはとらのあな様の魔法少女育成計画ポータルページをご覧になってください。情報量のすさまじさにきっと腰を抜かします。
さて、ここで僕からは一つだけ紹介させてもらいましょう。キャラ紹介について。
魔法少女育成計画は、新刊が出るたびにこのライトノベルがすごい!文庫スペシャルブログでキャラクター紹介を行っています。これが毎回ユーモアたっぷりで見ごたえがあるんです。新刊発売直前になると、ファンはこれを意識してそわそわし始めるとかしないとか……。
このライトノベルがすごい!文庫 スペシャルブログ : 『魔法少女育成計画』16人の魔法少女たち
魔法少女育成計画という作品は毎回登場するキャラクターが非常に多いです。ですので、読む前にこちらのキャラ紹介を見ておけば、キャラ覚えるのなんて余裕だぜーーー!という感じの、そういうアレです。それを抜きにしても普通に面白いので、本編読了後であっても一度目を通してみることをオススメします。
おしまい。